ウォルドルフ人形はプレゼントに最適！不器用ママがウォルドルフ人形キットを買ってみたよ。

1年に1回訪れる誕生日。

ムスメが2歳になるときに「何にしようかな～」って考えてた時に出逢ったウォルドルフ人形。

わたし自身あんまりお人形って好きじゃなくて、最初はそれほど魅力的には感じてなかったんですが、知れば知るほどいいとこだらけだったウォルドルフ人形をプレゼントすることに決めました！

今回はウォルドルフ人形の良さを熱弁します！

ウォルドルフ人形とは

ウォルドルフ人形は、ドイツ発祥のシュタイナー教育（ウォルドルフ教育）から生まれたお人形です。

コロンとしたフォルムにシンプルな目や口。顔のパーツを小さくすることで、笑っているようにも泣いているようにも、見た人が表情を決めることができます。

大人でも、ただ黙って話を聞いてくれたり「わかるよ」と優しく相槌打ってくれる人がそばにいてくれたらめちゃくちゃ元気出ますよね？それは子供も同じです。

むしろ一人じゃどこにも行けない小さな子供にこそ、そんな存在がいつもそばにあるべきなのです。ウォルドルフ人形は、 子供のその時の感情を受け止める役割を果たし、子供にとって安心できる特別な存在になるでしょう。

ウォルドルフ人形の特徴

ウォルドルフ人形の決定的な特徴は「マジで生きてるんじゃないか？」と思うくらいリアルなことです。

決してホラーな感じではないのでご心配なく。小さい時に観た「チャッキー」が怖すぎたわたしは、人形が怖い方だったんです。でも、ウォルドルフ人形を作ってからは”人形を愛でたい”なんて感情が自分に生まれるまでになってます。まじで。

ウォルドルフ人形は、すべてが天然素材でできています。

中に詰める羊毛は、子供の肌の弾力に近いと言われています。最初は「ほんとかよ・・・」って思ってたんですが、ウォルドルフ人形が床に落ちてて踏んじゃった時とかめっちゃドキッてします。そんくらい人間の弾力です。

羊毛を詰めることで、ほんのり温もりを感じることもできます。この温もりがまたリアルで、癒されます。ハグのすごさをウォルドルフ人形からも知ることができるんですね。

ウォルドルフ人形ほんとに作れるの？

ウォルドルフ人形は、完成したものを購入することもできますが、手作りすることに意味のある人形なんです。身近な人が、自分のために一針一針心を込めてる。そんな思い出が、心の支えになるのです。

人形を作るなんてムリムリ！って思う方もいるでしょう。でも、嘘だと思ってチャレンジしてみてください。雑巾作ったこともないし、玉止めすらまともにできない人でも、ちゃんと完成することができました。

驚かせるために夜な夜な作ってる方もいるみたいですが、わたしは不器用だし、時間が足らないので昼間もずっと作ってました。2歳の誕生日にプレゼントしたんですけど、2歳に「これお母さんが作ったんだよ」って言っても通じないと思ったので、和えて作る場面を見せてました。

できあがる前から「2歳になったらあげるね」「赤ちゃんだよ」と言いながら一緒に作っていたので、とても楽しみにしてくれてました。もちろんプレゼントした時はとても喜んでくれました♪

完全バラ売りで材料集めから作る方法もありますが、このキットがおススメです。

ウォルドルフ人形の選び方と完成までの期間

ウォルドルフ人形にはA～Dまでサイズがあります。C体が一番人気のようです。

購入するまではB体かC体か迷ったのですが、自分より小さいB体にすることで母性が生まれるかな？抱っこしやすいかな？と考えてB体に決めました。想像通り2歳にはB体がちょうどよかったです。

毎日合間にやって（1日数十分から数時間の差があります）3週間ほどで完成できました。早い人だと、1週間以内で作っちゃうみたいですね。

人形を作っちゃえば強気になって、適当に服も作りましたよ。でも服は既成のものでもいいと思います。

人形が作られるのを見ていた長男もすごく気に入っていて、次の誕生日には自分用のウォルドルフ人形が欲しいと言われました。人形＝女の子というイメージを勝手に持ってしまってましたが、シュタイナー教育の観点から言っても、ウォルドルフ人形の重要性に男女差はないようです。

小学生男子でもウォルドルフ人形は喜んでくれるみたいです・・・！D体がいいかなと計画中。

ウォルドルフ人形を一度はプレゼントしてみよう

娘はもうすぐ3歳になりますが、ほんとにウォルドルフ人形をプレゼントしてよかったです。

娘も気に入ってくれていて、いつも小脇に抱えてウロウロしてます。時々一緒にお風呂に入ることもありますよ＾＾

娘にとっても大切なものですが、わたしにとっても特別な人形になりました。

きっと人形作りを通して素敵な体験ができますよ。

こちらの本なんか、ウォルドルフの世界観をイメージしやすいと思います。